臨海がやり辛い理由
少し前に、ひょんなことから元Jリーグの選手だった方と食事をする機会がありました。
ドイツ大会の日本代表、現在の日本代表の話しから、海外の話へ。そして、同氏が選手時代の頃の思い出、裏話から、現在のJリーグ各チームの選評や、今オフの爆弾移籍情報(注:ジェフの選手ではない)。さらには、選手から見たサポーターの在り方まで・・・。サッカーに関わる話だけで笑ったり真剣に話し込んだりの楽しい時間を過ごしました。
その中でジェフに関わる部分で面白かった話を二つ。
同氏は、臨海でのゲームが本当に嫌だったそうです。その理由の一つは「いつも風が舞っている」こと。海に近いせいでしょうか、いつも風が吹き荒れていて、とてもやりにくかったそうです。「フクアリも素晴らしいスタジアムだが、やはり風が舞っているので、慣れないアウエーチームは大変だろう」と・・・。二つ目の理由は、「やたらとピッチが広く感じられる」こと。陸上トラックがある上に、それを囲む観客席が少ない&高さが低いので圧迫感なし(貧相ですみません)。だから、「ただただ広く感じられた」とのこと。「測れば同じはずなんですけど、あそこはホントに距離感がつかみにくいんですよ。」と笑っていました。なるほど選手から見るとそういう見方もあるんだなあ、と・・・。もしかすると、以前に岡田監督が「臨海は嫌だ」と漏らしていた理由の一つは、このようなことだったのかも知れません。
それからジェフは、「チームのコンディションが安定しないことが暦年の課題ですね。良い時と悪い時の落差が大きいと思います。」とおっしゃっていました。「昨年の磐田戦(ヤマハ)のようなゲームをある程度継続してできれば絶対優勝のチャンスがあるはずなんだけど」と・・・。確かに、スペインやプレミア、セリエA等の場合、戦力が充実していて常に安定した力を発揮できるチームがいくつかに限定されている感があります。しかしながら、Jリーグの場合そうはなっていない。今現在は金満が一歩抜け出た感じですが、されとて絶対的な力があるようにも見えないし、ガンバや川崎といったチームが金満に大きく劣っている感じもしない。また、東京のように今は下位にいるチームても、選手のポテンシャルの総和は上位と差がないようにも見える。ジェフだって今やレギュラーの内8人は代表経験者・・・。となってくると、要は、どのチームもさほどポテンシャル差がない。だから、チーム戦術が明確かつ、それを安定的に発揮できるかどうかが、順位に反映されていると言えるのかも知れません。
さて、今週は風の舞うフクアリで、安定して良い状態の時の力を発揮してくれるでしょうか。次の名古屋はどうでしょう。さらには、11月3日はどうかな・・・。ナビスコの川崎戦以降、何となく上がり調子になってきているので、とにかくピークを11月3日に持っていってもらいたい気持ちで一杯です。忘れがちだけど、決勝トーナメントから進める条件を敢えて断り、予選からキッチリ勝ち上がってきたのですから、ここで一発ビシッと決めてもらって、勝者のメンタリティをしっかり身に付けてもらいたい。そうすれば、風が舞う舞わないに関わらず、ピッチが広く見える見えないに関わらず、観客が多くても少なくても、どんな条件でも安定した力を発揮できるようになれるような気がします。ここからの数試合がそのキッカケになっていけばいい。
祖母井さんの件、アマルさんの件、社長等々、いろいろなことがありますが、ここは選手たちが良い結果を出せるように、しっかりサポートをしていくことが重要だと思います。
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