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2007年1月13日 (土)

信頼関係

 ACLや新しい挑戦という理由。問い質せばそう答えるでしょうが、本質はもっと根深いところにあるように思います。

 きっと皆さんも同じように感じていると思いますが、要は、お金や環境の有無、フロントのビジョンの優劣、ファンの質量の問題ではなく、根本的に各々間の「信頼関係が構築できていない」という点が最大の問題のように感じます。こうなってくると直ぐにフロントの責任問題に話が集中しがちですが、それもあるけど、それだけではない。クラブを構成する選手、フロント、ファンという三つの要素だけを取り出しても、それぞれの信頼関係が揺らいでしまっている。

 選手とフロントで言えば、報道の記載が事実だとすれば、祖母井さん、阿部選手の移籍も、巻選手の契約未公開も、すべての起点は「フロントを信頼できていない」という点にあります。ただ、一方的にフロントだけが悪者なのかどうかはわかりません。もしかしたらフロントから見て選手を信頼できない何かがあるのかも知れません。ただ結果として、双方の信頼関係は非常に揺らいでしまっている。

 では、フロントとファンはどうでしょう。
 ここ数年、岡前社長、祖母井さんはファンに対して、公式の場で、またプライベートに近い場においても、誠実に気さくに対応をしていただけたように感じます。淀川社長に関しては、特に、JFAの横暴に対して「切歯扼腕」とまで表現をしていながらその実はどうたったのか、という疑念を拭いきれない。でも、淀川社長から見たら、スポンサーを増やしながら親会社からの脱却を進めねばならないというミッションを受け、清濁併せ呑んでやっているのに、そんなに正論ばかり言われても、という気分なのかも知れない。

 選手とファンにおいても、選手にとって、こんなにまでファンが応援してくれているから、これだけ地域に支えられているから、というような理由で移籍の歯止めが効くまでの存在になっている訳ではない。阿部選手ほど後ろ髪を引かれる思いが強そうな選手でさえ、淡々とプロセスを辿って移籍してしまう。こうなってくると、選手に対しても、どうせそのうち出ていくんでしょ・・というような一種の諦観が生じて、疑心暗鬼のままシーズンを送る結果になってしまう。

 残念なことに、この一年ですべてがひっくり返ってしまった。よくない状態になってしまった。だから、三者でお互いの言いたいことを言い合って、信頼を回復していく必要があるように思います。例年のフロントとファンのコミュニケーションデーだけでなく、選手の代表とも同様のコミュニケーションデーを設ける、もしくは、フロントとのやりとりの中に選手の意見も反映しておいてもらう等の方法を採る必要がある。この辺りの具体的なアイデアはクラブへ送ります。そして、できればクラブの人とも話しをしてみたいと思います。

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