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2007年6月29日 (金)

日本人よ!

「時には、選手たちの方が物事を良く見ているという事実を、監督は受け入れる必要があるだろう。監督が見ることができない物事を、ある選手は見ることができるし、やることもできるという事実も認めなくてはならない。」

「現在のサッカーは勝利至上主義である。私はそのトレンドに反対だ。・・・新たなプレッシャーが生まれ、人間性や美しいものが失われていく。・・・このトレンドを私が止めることはできない。それができるのは、サッカーを愛するあなた方だけだ。」

(「日本人よ!/イビチャ・オシム著」より引用)

 もう、いい加減にイビッツァさんから卒業していなければなりませんが、このところの騒動から少し離れたい気分でしたので、じっくり読んでみました。やっぱりこの人は深い。本当に素晴らしい人だな、とあらためて思います。

 引用の前半は、本の間に挟まっていたシオリを取り除こうとして最初に開いたページです。その後、気を取り直して最初から読み直しましたが、何でこのページにシオリが挟まっていたのか・・・。内容は、読んでの通り・・・。アマルさんがどうなのか判りませんが、こういう状態を継続するためにどうすべきなのか、クラブ、選手、サポーターで考えていきたいものです。

 後半は、最終章の「敵か味方か~私が懸念していること」に出てきます。
 引用は抜粋。ジェフの現状に当て嵌めて極論すると、
  ・勝率アップのために、引き篭もりスペース埋め+カウンター方式へ方針変更
  ・クオリティ向上を重視し、これまでのジェフスタイルを継続、発展を狙う
のどちらを支持しますか、その選択はあなたが本当に望むサッカーのスタイルですか、その選択は、これからのサッカーの発展につながりますか・・・。それを、あなた方も考えてください、と言われているように感じました。まあ、ホントに極論で、例えは良くないのですが・・・。

 いずれにしても、「語録」や「木村さん著書」等々に慣れた我々にとっては、既に知っている事柄が多くて、新しいネタがやや少ないように思います。ただ、それぞれの事柄の間が上手につながっていて、結構楽しめる内容でした。

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2007年6月27日 (水)

説明を求める

 ある元選手の祖母井さんに対する評価は、ファンが見聞きしているそれとは大きく異なるものでした。また、ある選手のアマルコーチ(当時)に対する評価も、日頃の実感とは異なるものでした。というように、我々のようなファンと、クラブ内部の認識や見解は、異なる場合が多いかも知れません。

 だけど、たった一年間の間に、イビチャさん、祖母井さん、阿部、坂本両選手、スタッフで言えば妻木さん、前田さんがクラブを離れた・・・、契約更改時には、巻選手や一部の選手から不満の声が上がる・・・、今回はイリアン・・・、等々の事実を並べて見れば、やはり何か問題があると言わざるを得ないでしょう。普通の会社で言えば、70~80人のある部門で、一年間に、それも重要な役割を担っている人が多数その部門を離れて行ったり、不満を漏らす声が聞こえてくるという状況。傍から見れば、その組織自体が何か病んでいると評価されても文句は言えないはず。

 組織の長を変えるというのも手ですが、その前に、その組織の実態を組織の責任者、実務担当者に何が問題なのか、それをどう解決しようとしているのかを聞くことが先決だと思います。少なくても、社長、GMには、今シーズン前半の戦績、イリアンの件それぞれについて、自らの認識と今後の見通しを語ってもらいたい。加えて、できれば選手はどのように思っているのか、間接的でも構わないので情報を出して欲しい。形式にはこだわらない。サポーターズ・ミーティングのような場が作れないのであれば、文章でも可。

 このままにしておくと、せっかく増えつつあるファンが離れて行きます。
 ロイヤリティも低下するでしょう。

 何も情報の無い中では、憶測と噂が一人歩きします。
 クラブには、できる限りオープンに情報を開示してもらいたいと、切に願います。

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2007年6月25日 (月)

一年が経過して

 昨年は、急にイビチャさんから引き継いで、自分の思うようにできないところがあったかも知れない。今年も、キーになる選手が抜けて、それを埋めながら新しいベースを創る作業に困難が伴うことも理解できる。確かに、開幕当初と比べれば、現在の方がプレイヤー同士の連携は良くなってきている。チーム力を高める方向は正しいし、やろうとしていることにも間違いが無いように思える。だけど、結果が付いて来ない。昨夏(18節以降)から一年間のリーグ戦で得た勝ち点は31点・・・。

 ジェフのようなクラブには「継続性」が必要だし、ここまで積み上げて来たものを監督を変えることで失ってしまうリスクもある。だけど、もしアマルさんが「オシム」でなかったら、或いは、「オシム」の名を冠さない人が監督がやっていて、同じようにこの状況だったらどうなんだろう・・・。

 個人的には、アマルさんには辞してもらう、リスクは高いけれど外国人のDMF、もしくは、確実にキープできるFWを補強する、という辺りを基本線に、新たな体制で後半戦へ臨むべきだと思います。何だかんだで、もう、シーズンの半分が過ぎてしまいました。これから一勝一敗で行っても勝ち点は年間で40程度。ホームで全勝したって安全圏ではありません。決して裕福なクラブではないので、一旦降格すると中々そこから抜け出すことができないでしょう。リザーブズを抱えていくことだって困難になるかも知れない。

 後半の目標は最低限、一部残留。
 さらなる観戦客(友人)の引き込み、グッズ購入、声出し&拍手を約束します。
 クラブにも、打てる手は全て打ってもらいたいと思います。 

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2007年6月18日 (月)

・・・らしくはない勝ち点。

 3トップに3バックで余り無し・・・というスタイルは初めてかも知れない。

 甲府の3トップの対して今までのように一枚余るとすれば、下村選手がDF気味に入るのか、となると1トップ?と想像していましたが、実際は3バックの余り無し。一見リスキーだけど、カウンターによる攻め重視。ボールを奪ったら相手ディフェンスライン裏の広大なスペースへロングボールを入れる・・・という戦術が徹底されていたように思います。ある意味ではジェフらしくないかも知れない、結果重視の効率サッカーでした。

 まあ、この時期のこの順位は、間違いなく赤信号状態ですから、現実的なサッカーに徹するのはやむを得ないかも知れない。また、新居選手のような裏に抜け出るタ イプを起用するのであれば、その方が実効が上がる確率が高そうな気もします。

 先週の横浜戦もそうでしたが、前掛かりにプレッシャーを掛けられ、自分たちの思うようなサッカーが出来ない時のやり方として、これもあって良い。自分たちのやりたいことをやり切るのが一番ですが、どうしても上手く行かない時のオプションとして今日のようなやり方も身に着けておいて、状況に則して使い分けて行くことも必要、ということでしょう。ただ、後半の残り15分・・・。疲れちゃってどうにもならなかったのかも知れませんが、もっと中盤のチェックをタイトにする、もしくは、勇気を持ってラインを下げずにキープできたら、もう少し楽にゲームを運ぶことができたように思いました。

 いずれにしろ、本当は、自分たちのやり方を貫いて結果を出していければ良いのですが、残念ながらそれをやり切る質が足りないように思います。でも、少しずつベースアップできればOK。これまでのジェフのスタイルを曲げることなく、より高いレベルを目指してもらいたいと思います。

 それと、巻選手。
 何も話せなかった今日の彼を見て、きっと僕らの想像以上のプレッシャーが降りかかっていたのだろう、と思いました。ハットトリックが懸かったPKを外してしまったけれど、迷い無く思いっきって蹴った結果だから、そんなに気にする必要なし。少し楽になれたと思うので、彼のこれからのさらなる頑張りに期待したいと思います。

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