日本人よ!
「時には、選手たちの方が物事を良く見ているという事実を、監督は受け入れる必要があるだろう。監督が見ることができない物事を、ある選手は見ることができるし、やることもできるという事実も認めなくてはならない。」
「現在のサッカーは勝利至上主義である。私はそのトレンドに反対だ。・・・新たなプレッシャーが生まれ、人間性や美しいものが失われていく。・・・このトレンドを私が止めることはできない。それができるのは、サッカーを愛するあなた方だけだ。」
(「日本人よ!/イビチャ・オシム著」より引用)
もう、いい加減にイビッツァさんから卒業していなければなりませんが、このところの騒動から少し離れたい気分でしたので、じっくり読んでみました。やっぱりこの人は深い。本当に素晴らしい人だな、とあらためて思います。
引用の前半は、本の間に挟まっていたシオリを取り除こうとして最初に開いたページです。その後、気を取り直して最初から読み直しましたが、何でこのページにシオリが挟まっていたのか・・・。内容は、読んでの通り・・・。アマルさんがどうなのか判りませんが、こういう状態を継続するためにどうすべきなのか、クラブ、選手、サポーターで考えていきたいものです。
後半は、最終章の「敵か味方か~私が懸念していること」に出てきます。
引用は抜粋。ジェフの現状に当て嵌めて極論すると、
・勝率アップのために、引き篭もりスペース埋め+カウンター方式へ方針変更
・クオリティ向上を重視し、これまでのジェフスタイルを継続、発展を狙う
のどちらを支持しますか、その選択はあなたが本当に望むサッカーのスタイルですか、その選択は、これからのサッカーの発展につながりますか・・・。それを、あなた方も考えてください、と言われているように感じました。まあ、ホントに極論で、例えは良くないのですが・・・。
いずれにしても、「語録」や「木村さん著書」等々に慣れた我々にとっては、既に知っている事柄が多くて、新しいネタがやや少ないように思います。ただ、それぞれの事柄の間が上手につながっていて、結構楽しめる内容でした。
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